ICA-0301GとIPA-2222Gの違いを比較!アイリスポータブルクーラー

工事不要で手軽に設置、使用ができるアイリスオーヤマのポータブルクーラーの新モデルICA-0301Gと既存モデルIPA-2222Gの違いを比較していきます。

アイリスオーヤマのポータブルクーラーの新モデルICA-0301と既存モデルIPA-2222Gの違いは11点あり、以下の通りです。

ICA-0301Gがおススメの人は、より限られた小さなスペースで使用したい＆電気代・本体代を抑えたい人に向いています。

IPA-2222Gは、エアコンの代用品として冷却力が欲しい＆除湿力が高いものが欲しいと考えている人におススメです。

どちらが良いか購入に迷っている方は参考にしてみてくださいね。

先に新モデルICA-0301Gをチェック▼

先に既存モデルIPA-2222Gをチェック▼

ICA-0301GとIPA-2222Gの違いを比較!

アイリスオーヤマのポータブルクーラーICA-0301GとIPA-2222Gの違いを比較しました。

ICA-0301GとIPA-2222Gの違いは以下の通りです。

ちなみに、

型番	発売日
ICA-0301G	2023年4月19日
IPA-2222G	2022年6月1日

です。

IPA-2222Gは旧型にあたりますが、上記の違いをみてもわかる通り、ICA-0301GとIPA-2222Gでは異なる点がいくつもあります。

これから詳しくお話していきますね。

サイズ

ICA-0301GとIPA-2222Gではサイズが違います。

型番	サイズ
ICA-0301G	幅27ｃｍ×奥行24.7ｃｍ×高さ49.8ｃｍ
IPA-2222G	幅28.6ｃｍ×奥行32ｃｍ×高さ70ｃｍ

どちらもコンパクト設計ですが、ICA-0301Gのほうがよりコンパクトになりました。

そのため、ICA-0301GはIPA-2222Gより設置する場所を選ばないというメリットがあります。

また高さも約20ｃｍほどICA-0301Gのほうが低くなったので、より圧迫感を感じづらくなりました。

重さ

ICA-0301GとIPA-2222Gでは重さも違います。

型番	重さ
ICA-0301G	12.5ｋｇ
IPA-2222G	21ｋｇ

数字をみてわかる通り、重さは約10ｋｇも違います。

ICA-0301Gはより軽量化したうえに、キャスターに取っ手もついているので、動かすのに便利です。

＊IPA-2222Gにもキャスターがついています。

電気代

ICA-0301GとIPA-2222Gでは、電気代にも違いがあります。

最近の電気代高騰もあるので、購入を検討する際の検討材料になりますよね。

ズバリ、

ICA-0301Gのほうが電気代は安く済みます！！

詳しく説明すると、そもそもの消費電力がICA-0301GとIPA-2222Gでは違います。

型番	消費電力
ICA-0301G	160W/190W
IPA-2222G	755W/870W

そのため1kwhあたり31円で計算した場合、

型番	1日8時間使用した場合	1か月1日8時間、毎日使用した場合
ICA-0301G	40円/47円	1,190円/1,414円
IPA-2222G	187円/215円	5,617円/6,472円

あくまでも参考程度ですが、ICA-0301GとIPA-2222Gでは電気代は4,000円以上違うことがわかります。

これは結構大きな差ですよね。

電気代だけでなく、物価もどんどんあがっている今の時代、少しでも省エネのものと考えるとCA-0301Gが良いですね。

音

音に関しては個人差の大きい部分ではあるので、一概には言えませんが、数値だけを見た場合、ICA-0301GのほうがIPA-2222Gより静かです。

型番	音レベル
ICA-0301G	46㏈
IPA-2222G	51㏈

しかし数値をみても、実際のところはどうなのかピンとこないという人が多いのではないでしょうか。

騒音の目安の参考としては、

40㏈	図書館や静かな住宅地の昼間
50㏈	静かな事務所や家庭用クーラーの室外機の音

とのこと。

音の目安をみても、ICA-0301Gのほうが静かなことがわかります。

またICA-0301Gは発売したばかりで口コミがありませんでしたが、IPA-2222Gの口コミでは、

など、パワフルだが音が気になるという声が少数ですが見受けられました。

音に敏感な人は、ICA-0301Gがおススメです。

おやすみ機能とタイマー

IPA-2222Gには、おやすみ機能がついています。

このおやすみ機能は、設定後1時間に1℃UP、さらに2時間後1℃UPし、運転を続けます。

そのため急激な温度変化が起こりづらく、快眠へとつながります。

最新のICA-0301は、このおやすみ機能が搭載されていません。

そのかわりタイマー設定が搭載されており、

• 1/2/4/8時間

で設定することができます。

おやすみ機能とは違い、時間になると切れてしまうので、徐々に温度をあげていき、急激な温度変化を起こさないおやすみ機能のほうが、就寝の際は便利そうです。

IPA-2222Gはダクトが必要

ICA-0301GとIPA-2222Gの大きな違いのひとつとして、ダクトの有無があります。

• ICA-0301G⇒ダクトは必要なし。

　　　　　＊ただし排熱を外に逃がし、より快適にしたい場合は付属のダクトを装着。

• IPA-2222G⇒ダクトが必要。

ノンドレン方式のメリットは、発生した熱とともに発生したドレン水を排気ダクトから放出することができるという点です。

これにより排水の手間がいりません。

かわりに排気ダクトは必須です。

IPA-2222Gの排水いらずは便利ですよね。

また別売りのロング窓パネルを購入すれば、高さのある窓でも使用することができます。

一方のICA-0301Gはダクトなしでも使用が可能なので、窓のない場所でも設置することができるというメリットがあります。

ICA-0301Gは壁際によせて置くことが可能

ICA-0301Gは壁際によせて置くことができます。

何と壁際からたった5ｃｍ離せばＯＫ。

より省スペースで使用ができるようになっています。

一方のIPA-2222Gは、壁際から50ｃｍほど離さなければいけません。

（「アイリスプラザ」より引用）

なぜIPA-0301Gは壁際5ｃｍで使用ができるのかというと、

その答えは、タンクと排水口にあります。

タンクは本体正面に、排水口は上部に設置されているため、排気に必要な空間が最小限でOKになったのです。

除湿能力

除湿能力はIPA-2222GよりICA-0301Gのほうが高いです。

具体的には、

型番	除湿力
ICA-0301G	1日約2.5L
IPA-2222G	1日に約21L

上記の数字をみてもわかる通り、圧倒的にIPA-2222Gのほうが除湿力は高いです。

除湿に重きをおきたい場合、IPA-2222Gがおススメです。

風向き調節

ICA-0301GとIPA-2222Gでは風向きの調節方法が違います。

型番	風向きの調整方法
ICA-0301G	本体上部にある自動ルーバーで風向きを調整。 範囲は30～80℃と広範囲。
IPA-2222G	風向きの調節方法は手動。 上下に手動で動かすことによって調整が可能。

広範囲にまんべんなく冷たい空気が届きやすいのは、ICA-0301Gになります。

価格

ICA-0301GとIPA-2222Gでは価格も違います。

購入時期やどこで購入するかによっても価格は違ってきますが、基本的にIPA-2222Gのほうが高いです。

しかしICA-0301GとIPA-2222Gの場合、ICA-0301Gはコンパクトかつ省エネな分、パワーとしてはIPA-2222Gに劣ります。

IPA-2222Gはパワフルな分、価格も高くなってしまうようです。

参考までに楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングでの最安値はこちらです▼

リモコンの有無

リモコンがあると手元で操作ができるので便利ですよね。

実際、IPA-2222Gにはリモコンが付属しており、本体に近づくことなく操作することができます。

一方、ICA-0301Gにはリモコンが付属していません。

何か操作をしたい場合は、本体に触れて操作をする必要があります。

ICA-0301GとIPA-2222Gの共通の機能は？

似たような商品を比較する際、気になるのは違いだけでなく、共通の機能についてもですよね。

そこでICA-0301GとIPA-2222Gの共通機能についてもまとめました。

ICA-0301GとIPA-2222Gの共通の機能は以下の通りです。

それぞれについて詳しくお話していきますね。

工事なしで設置できる

ICA-0301GとIPA-2222Gの最大の魅力は、何といっても届いたその日から使えることです。

通常エアコンは、工事をしてもらわないと使用できませんよね。

しかし賃貸住宅などで穴をあけることができないなどの場合もあり、欲しい場所に必ずしもエアコンが設置できるわけではありません。

また夏場は、多くの人がエアコンの購入を検討するので、お願いしても工事の日程がなかなか組めないということも珍しくありません。

その点、ICA-0301GとIPA-2222Gは工事なしで設置ができます。

壁に穴をあける必要もなく、本体もコンパクトなので、比較的設置場所を選びません。

そのため気軽に導入することができるのが、ICA-0301GとIPA-2222Gのメリットです。

キャスター付き

ICA-0301GとIPA-2222Gは、どちらもキャスターがついています。

そのため使用したい場所に合わせて、移動するのも楽におこなうことができます。

たとえば、

• 昼間は書斎で使用して、夜は寝室で使用する。

など、状況に応じて場所をかえて、使用することができます。

特にIPA-2222Gは本体の重さが21ｋｇあるので、キャスターで転がして移動ができるのは楽ですよ。

お手入れが簡単

ICA-0301GとIPA-2222Gは、お手入れも簡単。

なぜお手入れが簡単かというと、内部洗浄機能が搭載されているから。

この内部洗浄機能により、

をしてくれます。

具体的には、自動で内部のファンを回すことにより、本体内部にたまった熱や湿気をとばしてくれます。

エアコンの内部を掃除するのは、正直面倒と思っている人も多いはず。

しかし清潔に使用するためには、定期的な掃除が必要になります。

それは、ICA-0301GとIPA-2222Gも同じですが、そのお手入れを自動でしてくれるというわけです。

そのため簡単なお手入れで、清潔に使用することができます。

チャイルドロック式

小さなお子様がいらっしゃるご家庭では、安心のチャイルドロック式がICA-0301GとIPA-2222Gが搭載されています。

チャイルドロックでは、ボタンにロックがかけられます。

機能としては、ICA-0301GとIPA-2222Gともに違いはありませんが、操作できる場所が違います。

このチャイルドロックにより、誤操作などを防ぐことができます。

1台で3役

ICA-0301GとIPA-2222Gは実は1台で3役！

の3種類のモードがあり、夏の暑い時期だけでなく、様々なシーンで大活躍すること間違いなしです。

たとえば、梅雨の時期は、じめじめした湿度を下げるのに一役買ってくれます。

もちろん夏は、空間を涼しくさせてくれます。

また部屋干しの際にも大活躍です。

特にICA-0301Gはルーバーが30～80℃と広範囲なので、風が届く範囲も広く、部屋干しの際に便利です。

新モデルICA-0301Gをチェック▼

既存モデルIPA-2222Gをチェック▼

ICA-0301Gがおススメの人は？

ICA-0301GとIPA-2222Gの違いを比較してきましたが「結局私にはどっちがおススメなの？」ということをお話します。

ズバリ、ICA-0301Gがおススメの人は、

です。

ICA-0301Gの最大の魅力は壁際5ｃｍで使用が可能なことと、排気ダクトがいらない点です。

そのためIPA-2222Gよりスペースを選ぶ必要がなく、また窓の近くでなくても構いません。

たとえば、キッチンや脱衣室など、必ずしも窓が近くにないという場合もありますよね。

またICA-0301Gは、IPA-2222Gよりパワーが落ちるので、広い空間を冷やすというよりも、キッチンや脱衣室など限られた空間に最適です。

さらにコンパクトなうえにキャスターと取っ手がついているので、移動が楽々。

朝は洗面台で、日中はキッチンで、など、その都度、使いたい場所に合わせて動かすのもさほど苦になりません。

省エネかつ本体価格もIPA-2222Gより安いのも嬉しいポイントですよね。

新モデルICA-0301Gをチェック▼

IPA-2222Gがおススメの人は？

次にIPA-2222Gがおススメの人は、

です。

IPA-2222Gの魅力は、何といってもその冷却力です。

口コミをみても、4～7畳ほどであれば、十分エアコンの代用になるとのこと。

一方、ICA-0301Gは部屋全体を冷やすには物足りないと言わざるを得ません。

エアコンの代用として、部屋全体を冷やすのに使いたいという場合は、IPA-2222Gがおススメです。

またICA-0301GよりIPA-2222Gのほうが、除湿力もあります。

そのため部屋干しにも大活躍ですし、湿度をコントロールするだけで、かなり部屋の中が快適になります。

さらにIPA-2222Gは、ICA-0301Gにはないおやすみ機能が搭載されています。

このおやすみ機能は完全に電源を切ってしまうのではなく、1時間後に1度、さらにその1時間後に1度、温度を上げることにより、就寝中に体が冷えすぎることを防ぎつつ、快適な睡眠を手助けしてくれます。

エアコンの代用品として購入を検討している際は、IPA-2222Gがおススメです。

既存モデルIPA-2222Gをチェック▼

ICA-0301GとIPA-2222Gのスペック比較表

ICA-0301GとIPA-2222Gのスペックを表にしました。

	ICA-0301G	IPA-2222G
サイズ	幅27ｃｍ×奥行24.7ｃｍ×高さ49.8ｃｍ	幅28.6ｃｍ×奥行32ｃｍ×高さ70ｃｍ
重さ	12.5㎏	22㎏
風向き調節	自動（30℃～80℃）	手動（上下）
運転モード	冷風・除湿・送風	冷風・除湿・送風
除湿能力	2.5L/日	21L/日
音	46㏈	51㏈
排気口位置	本体上部	本体後ろ
電気代	40円/47円（1kwhあたり31円で計算、1日8時間使用の場合）	187円/215円（1kwhあたり31円で計算、1日8時間使用の場合）
工事の有無	必要なし（壁際5ｃｍ～設置ＯＫ）	必要なし（壁際50ｃｍ～設置可能、排気ダクトが必要）
リモコンの有無	なし	あり
おやすみ機能	なし＊かわりにタイマー機能あり（1/2/4/8時間）	あり
内部洗浄機能	あり	あり
チャイルドロック機能	あり	あり

ぜひ、参考にしてくださいね。

新モデルICA-0301Gをチェック▼

既存モデルIPA-2222Gをチェック▼

ICA-0301GとIPA-2222Gの違いを比較!アイリスオーヤマポータブルクーラーまとめ

工事不要ですぐに使用できるアイリスオーヤマのポータブルクーラー新モデルICA-0301Gと旧モデルIPA-2222Gをご紹介しました。

ICA-0301GとIPA-2222Gの違いとしては、

がありました。

ICA-0301GとIPA-2222Gでは、違う点が多くあり、

という人におススメ。

個人的には排気ダクトなしで使用ができ、よりコンパクトになったICA-0301Gがおススメ。

コンセントにさせば、すぐに使用できるのは何より嬉しいポイントではないでしょうか。

しかしコンパクトな分、冷却力はそこまで強くなく、キッチンや脱衣室・洗面台など限られたスペースでの使用におススメ。

逆にエアコンの代用品として購入したいと考えている場合は、IPA-2222Gがおススメです。

そのため、どのようにしてポータブルクーラーを使用したいのかを考えてみましょう。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

新モデルICA-0301Gをチェック▼

既存モデルIPA-2222Gをチェック▼